土曜日, 9月 13, 2014

WR250R チューニングパーツ BEST BUY!5選



















購入して約1年。いろいろ弄ってきたけど落ち着いてきました。
走行距離は実に2.5万キロ!
九州から青森まで色んな所に行きました。
林道から峠道までどこ行っても楽しいです。

さて今回はWR LIFEを彩ってくれたチューニングパーツのうち
大きく変化をもたらせてくれたパーツを5つ、紹介します。
これ無しでのWR LIFEは考えられないっ!!
今回の記事のポイントは「変化」
盆栽パーツじゃなくて、実用的かつ大きく印象が変わるパーツで費用対効果
の高いものをご紹介したいと思います。

No.5 輸出用純正ハイシート

最初驚いたことはハンドリングが変わっちゃったことです。
とにかく前後のポジション移動が楽。
翻って国内シートの蟻地獄感はほんとひどいです。腰痛くなるし。
長距離移動もだいぶ楽になりました。
当方身長163cmですが我ながら足つきはギリギリだと思います。
足の長さにもよりますが160cm以下の方にはまったくオススメできません。
交差点のバレリーナとして街乗りがアドベンチャーになってしまいますが
そんなデメリットを相殺しちゃうくらい快適なパーツです。
手放せません。


No.4 純正ウインドスクリーン

寒さ対策に購入しました。
すっごくダサいのですがやっぱ効果的。
腹部への風は無くなります。雨降っても股間濡れません。
高速道路はだいぶ楽になりますね。
林道じゃ少し邪魔ですがミラーほど邪魔ではありません。
でもやっぱりダサいと思います。

No.3 SP忠男 PowerBOX 

アクセルの開け方まで変わってしまうほどにエンジン特性が変わっちゃいます。
OUTEXフルエキの高回転域の爆発的パワーはなくなりましたが
中速域のモリモリ感は圧倒的にこっちが良い。
街乗りする分や林道走行するにはこっちに軍配上がります。
乗り方まで変わってしまったからでしょうか。換装後は燃費が目に見えて改善しました。
普通に乗ってたら満タンで200kmは確実に走れる。
低回転で走ってもイライラしないってのが効いているんだと思います。

No.2 DT-1 エアフィルタ

吸排気系チューニングでは一番コスパが良かった。
フルエキ交換と同等程度のパワー改善。
吸気のBox蓋ぶち抜きと合わせて実施すると効果絶大。
このパーツのポイントは特殊なオイルで燃えないから
バックファイア対策金網が無い為に吸入抵抗が極小という点。
純正フィルタのバックファイア対策金網が如何に吸気抵抗となっているか
思い知らされました。

No.1 WR250X用モタードホイール

圧倒的No.1オススメパーツはモタードホイールです。
まぁWRの魅力って1台でON/OFFどっちも楽しめる点に尽きる
と思うんですよね。だからこそ買ったんです。
純正タイヤTW301/302ってすごくバランスのよいタイヤです。
空気圧抜けば林道も快適だし、オンロードでも十分グリップします。
でもモタードのスムーズな乗り味を知ってしまうともうオンロードは走れない。
逆に、モタホイールが無いと、タイヤの選択肢がとても狭まってしまうと思います。
オフロード寄りのタイヤ選んで林道でヒャッハーしたいなら
ぜひ街乗り用のモタードホイールを買いましょう。
ツーリングタイヤ履いたら最強の下駄バイクにもなれますし、
ロッソコルサでも履けばターマック林道最強マシンにも化けます。
なお、気がつくのに1年かかったのですが自動車が乗り入れ出来る程度の
フラットダートはモタードホイールで余裕で攻めれます。
たぶんGSとかのアルプスローダーよりは速いです。
ゲロガレを避ければ林道ツーリングはモタで十分かな。
なお、足つきが大幅改善するのもポイントです。
なんだかんだで街乗りは足付いた方が楽

番外編 パニアケース/トップケース

非常にダサい。万人にはオススメできぬが素晴らしい。
WR買った当初は箱だけは付けてたまるかと思ってました。
でも使い方が激変します。
東北旅行で一度試しに付けて以来、もう手放せなくなりました。
積載についてはこれまでホント悩みました。
シートバック、スーツケース、スパイダーネット
いろいろ試したのですが行き着く先は最強にダサい箱でした。
天候気にせず色々放り投げ入れることができるって素敵ですね。
WRの真骨頂であるマスの集中なんて無視です。

以上です。
ほとんどが純正パーツのランクインでした。
純正パーツは良く出来ているってことですね。

Yamaha MT-07 100km試乗インプレッション

話題のMT-07が近所のバイク屋で
レンタル開始していましたので
100kmほど試し乗りさせていただきました。

結論から言うと
  • 総じて優等生。よくもわるくもおりこうさん。
  • デザイン秀逸 カッコよさとコストダウンの両立!
  • 250cc並の軽快感はダテじゃねぇ!軽い!
  • 疲れない。魔法のようにしっくりくるシート
  • 乗りやすい。人馬一体感はかなりのもの。完璧なライポジ
  • 街乗り最強。何をやっても総じてイライラしない味付け。
  • 2面性のあるエンジン。回すと爽快!ゆっくりも走れる。
  • HondaのNC700とは比較にならない楽しさ。

といった感想です。






MT-07の造形は本当に素晴らしいと思います。

完成度が高い。色気や際立った特徴とかは無いけど
綺麗にまとまっているな、と。

MT-09のコンセプトってすごく好きなんですけど
バイクとしての形は圧倒的にMT-07の方がカッコイイと感じます。
安さを微塵も感じさせないデザインです。

取り回しは250ネイキッドと大差ないです。

脚付き抜群。
当方身長が163cmなのですが両足ちゃんと足が付きます。
かかとは届きませんが。。。。
シート高の低さも一因ではありますが
前側を大胆に狭めたシートそのものの
形状が快適な脚付きをサポートしているようです。
それにしても出来の良いシートでした。
一見ペラペラですが座り心地は素晴らしく、おしりは全然つかれません。
ただ、シート低すぎて足が窮屈なのでハイシートがあれば即交換ですね。
たとえ交差点のバレリーナになろうとも、
シートは高いほうが見晴らし良いので好きです。

ハンドリングは自由自在でした。

イメージどおり。
WR250Rのモタホイル仕様との比較になりますが
コーナリング中にビタっと安定して余計な動きが無いのは良かったです。
特にピッチングの収まりが秀逸。
WR250R純正足回りは
オンを走るには柔らかすぎるが
オフを走ると硬すぎる
というなんともむず痒い塩梅なのですが
さすがオンロード専業バイク。ひと味違います。
巷ではリアサスが安物過ぎるという声もありますが
僕はぜんぜん気になりませんでした。
街乗りでは確かに硬い気がしたけど、峠だといい感じです。
上りも下りもほんと曲げやすかった。
ライン変更も自在。切り返しも軽い。
でも一番の美点は後述しますが
スロットルをガシガシ開けて走れることだと思います。

ライディングポジションはとてもよいですね。

全身が緊張しない感じでリラックスしてのれます。
運転はし易いです。ちょっとシートは低いので
膝の曲がりは窮屈かも。最強の下駄バイクです。
トップブリッジ上のメーターは視認性良かったです。

ブレーキは現代のバイクとしては普通かな。

過不足ありません。
個人的好みでいうともう少し初期制動力が高い方が好み。
もし買うならABS無しモデル買ってメッシュホース化しちゃうかも。

MT−07のエンジンは100点です。


エンジンは1000~2000rpmは実用的ではありません。
まぁ2気筒なので当然ですが。

2000から3000rpm付近は街乗りで多用する領域だと思うのですが
フワッとしたレスポンスで楽ちんです。
交通の流れにのって走る分には
至極快適で急かされない、
旅バイクや下駄としては素晴らしい完成度だと思いました。
40km/hで流しても快適です。
振動も極わずか。
まぁでも正直、この領域はエキサイティングではありません。

3000rpmから4000rpmを境にこのエンジンは豹変します。
このあたりを使うと完全に交通の流れをリードしちゃう感じ。
一番ギアチェンジが忙しくなる領域

5000rpmから6000rpmあたりの回転フィーリングは
とてもシルキーでドラマチック。
その上、スロットルレスポンスもトルクも急に勇ましくなります。
フリクションロスが少ない現代エンジンらしい感じで
スーッと速度が乗っていく、
例えるなら前からゴムで引っ張られるような感じで
力強くも優しい不思議なトルク感
この領域は急に楽しくなります。
にもかかわらず乗りやすい。ギクシャクしない。ドン付きがない。
だからコーナー出口でガンガン開けれます。多分速いぞこのバイク。

その先の回転数でこのエンジンがどうなるかは知りません。
だって走行15kmの新車だったからなんだか申し訳なくて開けれないし
なにより流石に非常識な速度域になってくるからまぁ社会人としては
この先はクローズドコースでしか語れないかな、と。

何でもかんでもそつなくこなす、良いバイクだと思います。

気楽に乗れるし疲れないので日常の足にもってこいです。
旅にもスポーツ走行にも使えますし
ジムカーナにはとても良いでしょうね。

強いて欠点を上げるとするならば。。。
もうちょいエキサイティングだと個人的には
よかったのですが、、、
じゃあMT-09買えよっ!!て話になるのでしょうね。
あと、エンジンキャラクタがドラマチックではあるものの
超優等生過ぎて、、、4000rpmからガラリと印象が変わるのですが
回すと速すぎるが回さないと遅すぎる。
決してギアチェンジをサボれるバイクではない。
むしろ僕の乗り方だとシフトチェンジがちょい忙しい。
でも昔試乗したHondaのNC700と比べたら
はるかにエキサイティングなエンジンですよ。
スポーツライディングするならこっちです。
ただ最新のNC750は乗ったこと無いので
ちょっとアンフェアな評価かな。

最近のヤマハはマジいい商売していると思いますわ。
でも俺はこの試乗で買うなら09だと思いました。
もう少し低回転トルク欲しいわ。

2015年3月 追記

先日MT−09をレンタルしたのですが
圧倒的にMT−07の方がおすすめだと思いました。
09はなんだか疲れるバイクだったなぁ。
俺の腕では自由自在とはいかなかった。
加速はもちろん素晴らしいの一言ですが
ネイキッドのポジションであの加速はちょっと耐えられない。
もうちょい前傾じゃないと辛い。
ハンドル交換したら印象変わるかもね。
Aモードは繊細すぎてBだと普通で
Cはダルすぎてシフトダウンできないといった印象。
MT−07は右手の捻り方次第で快適にもエキサイティングにも自由自在。

参考リンク

MT-07インプレ
MT-07 vs NC750X
MT-07 インプレ

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