火曜日, 12月 16, 2014

レンタルバイクでGSX−R1000!! 300km街乗り試乗インプレ

バイク乗りとして人生観が変わるくらいの衝撃!GSX−R!

最新のGSX−R1000がいきつけのバイク屋でレンタル開始していたので
飛びつきました。一泊二日で14800円でした。お買い得!!

インプレの要点としては
  • クソ速いのに紳士的なエンジン
  • 最高に集中できる秀逸なポジション
  • 感動的足回り!路面が荒れてても怖くない
  • フルカウル大排気量バイクはこの時期あったかいw 




まっさらな新車だったので慣らし運転に徹し、
6000rpm縛りでのインプレとなります。街乗りだけです。

やはりこのバイクの主役はやはり、エンジン、でしょうか。
マルチシリンダーならではの極低速の粘りと自然なレスポンスで
本当に街乗りが楽しいです。楽チン!!
低速が気難しい高圧縮比ショートストローク単気筒な
WR250Rと違って、4気筒のGSX−Rは
30km/h程度でダラダラ走ってもなんのストレスもありません。
むしろゆっくり走ってて、
ここまで楽しいバイクもなかなかない気がする。
エンジンの躾が素晴らしいので持て余す感は一切ありません。
低速でのこのバイクの楽しさって
全ての動きが実に正確だから、が理由だと思う。

がっつり開けても(6000rpm縛りではありますが)
やっぱり怖くない。

シャーシとサスのキャパシティーが凄すぎて
どんだけ開けても怖くない。破綻しない
実に落ち着いて、刺激的な加速を楽しめます。

回した時のフィーリングですが
トルク感が荒々しくて楽しいですね。ガリガリ加速する。
一発毎の燃焼を尻で明確に感じられてよい。
WRとの比較なので参考にならないかもですが振動ありません。
音は個人的に最高でした。4発の音大好きです。

次はポジションについて。
スーパースポーツってこれまで何度か試乗したことあったのですが
しんどいイメージしかなかったんですね。
でも今回がっつり300km走ることですっかりこのポジションにも
慣れました。するとなんということでしょう!!
こんなに集中できる乗車姿勢、はじめて!
慣れると楽しい!!

SSのポジションでほんと理論的っていうか、
こんだけしんどくても
あえてこの前傾にする意味って、あったんですな。
運転に没頭できますわ。あっという間に時間が過ぎる。

足回りも感動したポイント。
フリクション感なくよく動くよね!しっとり。
多少路面が荒れててもしっかりタイヤが追従している感があります。
ピッチングもバシッと抑えられてて乗りやすいです。
コーナリングもビタッと安定しています。
なにより乗り心地がいいです。

最後に真冬のSSの感想ですが
まず、新品タイヤの皮剥きが死ぬほど怖かったです。
ウインドウプロテクションが素晴らしく、寒くはないですね。
だいたい気温5度前後だったんですが、
3シーズン手袋でも耐えることができました。
エンジンの排熱もあるし、モタードよりぜんぜんあったかいなりー

燃費も悪くないし、いいバイクです。
次買うならGSX−R1000一択!かっこいいしね!

久しぶりにバイクのって感動したなー

次はR1200GSとかスーパーテネレとかがいいなーとか
生ぬるい考えだったのですが
こんな甘美な世界を知ってしまった今となっては
もうスーパースポーツしか見えません。


GSX-R1000 オーナーブログのリンク集(自動更新)

月曜日, 11月 24, 2014

WR250Rにマグラ セミ油圧クラッチキット取り付けたぜ!!

うひょー操作が軽い!!んぎもちぃぃいいい
フィッティングの時に気をつけるのは
アーマーガードとの干渉
クラッチのストロークの調整範囲はとても広い
リターンスプリングを外すとさらに軽くなる。
クラッチケーブルの断線とおさらばできますので
このスプリングは外しても良いかもしれない。ただし自己責任でね。

クラッチケーブルがヘタったらマグラの
セミ油圧クラッチキットを投入しようと
決めていたこの私ですが
遂に走行距離も3万キロの大台に差し掛かろうという
晩秋の今日このごろ、やっとこさ購入にこぎ着けました。

装着は取り回しが若干難しいものの、
だいたい2時間くらいで完了。
タンクは外さないと作業できません。
プラグ交換よりちょっとめんどくさい程度の作業量。
純正の取り回しを真似るだけの簡単な作業です。
ハンドル周りのスペースが少ないWRはちょっと苦労しますが
コツコツやればどうにかなるレベル。

効果は抜群だね!満足感高い。
軽いし、正確に操作できるから
ギアがスコスコ入ります。
シフトダウンがキモチイイ−

クラッチは毎日触る場所だからこそ
投資する価値はあると思います。
毎回のギアチェンジが少しだけ幸せになれる、
そんなパーツですね。

土曜日, 11月 08, 2014

ナチュラリープラスのスーパー・ルテインの薬効、効能、被害や苦情等。はたして儲かるのか?

バカ親がマルチにハマってどうしようもない状況ですこんにちは。
悲しいのでルテインクロセチンについて説明致します。

スーパー・ルテインを名指しで批判するとめんどくさそうなので
以下は一般的なルテインやカロチンの話にしぼります。
タイトルは釣りです。SEO対策です。

Q:ルテインとは?クロセチンとは?

A:カルテノイドの一種です。

Q:カルテノイドとは?

A:体内に吸収されるとビタミンAになります。メジャーなところでベータカロテン等。

Q:じゃあルテインを摂取すると何が起きるの?

A:適量ならビタミンAを摂取していることになるので
  多少健康になれるかもしれません。
 
いずれにせよバランスの良い食事があれば不要です。
目に優しいとか、あながち間違いじゃないかもしれない。
しかし所詮、ビタミンAです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ビタミンAは脂溶性ビタミンですので
過剰摂取したら肝機能障害を引き起こすかもしれません。
おやじは健康に良いとかほざきながら
大量のスーパールテインを摂取しているので
本当に今後の健康が心配でなりません。
すでに健康な方やビタミンAを他の手段でとっている方が
ルテインを飲むとビタミンAの過剰摂取で不健康になる
のではないかと思われます。

Q:マリーゴールドなる天然素材由来ルテインは特別か!?

A:ビタミンAの効能に天然も人工も関係ありません。

天然由来ならば健康にやさしい、というのは幻想です。
人工的なものが体に有害という主張は
農家が人工的に作ったコシヒカリは体に悪いから雑草を食え
と言っているようなもので、
実際には天然由来だろうが人工由来だろうが
工業由来であろうが牧歌的であろうが
体に有益なものもあれば有害なものもあるということです。
たとえば天然資源のウランとか石油なんか健康に悪そうです。
人工的に生成された抗生剤やワクチンが人の命を救うこともあります。
あと大切な概念は何事も適量が一番、です。

人体はむちゃくちゃ複雑なので
健康に対する特効薬はこの世に存在しません。
特定の病気に対する特効薬はあったりするけど、
健康全般に効く特効薬なんて
ストレスフリーと十分な睡眠と運動くらいです。

要するに健康全般に効く特効薬はすべて嘘まやかし。
たとえばおやじは
スーパー・ルテインは末期がんにすら効く」
と言っているらしいのでつまりスーパールテインは
限りなく胡散臭いということの証明だと思っています。

地味な生活習慣の積み重ねと、
なにより、もって生まれた体質が健康を左右します。
不摂生でも長生きできる人もいれば
先天性の病で若くして命を落とす人もいます。
サプリ程度で健康が得られるほど人体は単純じゃないです。
どう頑張っても癌になる人はなります。ならない人はなりません。
みんな健康だから、癌になるまで死ねないのが日本です。

Q:高品質なルテインというものは存在するのか

A:ないです。結局最後はビタミンAです。

食事のバランスに自信がなければ薬局で何百円かで
ビタミン剤を買いましょう。過剰摂取にだけは注意してください。

Q:高価なサプリは高品質なのか

A:売値と品質は特に関係はありません。
  適量を摂取吸収できるか否か、がすべてです。
  吸収率が悪かったり純度が低かった場合は多めに取得して
  適切な量のビタミンAを取りましょう。

もともと、サプリや薬品は製造原価がとても低いです。
薬は作り方さえ確立してしまえば人体が求める
有効成分の必要量があまりにも少ない為
とても安く作れます。ほとんど研究開発費みたいなものです。
医薬品の錠剤の設計なんて、どうやってかさ増しして
飲みごたえをするかとの戦い。

医薬品とちがってサプリは通さなければいけない
手続きや試験がザルなので研究開発費がかかりません。

さらにMLMでさばいているサプリの原価の大半は儲け、
いや、広告費です。
MLM、マルチ商法、ネットワークビジネスは
莫大な広告費もとい
口コミ紹介手数料の原資が必要になります。
だからそれがどんなシステムであれ
儲かるマルチであればあるほど、
売値に占める広告費(紹介料、口コミの報酬)が
製品価格のほとんどを占めてしまいます。
めちゃくちゃ広告の効率が悪いのです。
今や検索連動広告などの非常にコスパも効果も高い
手法があるというのに、なぜこのご時世に口コミ。。。。

たとえば、おやじ曰く
ナチュラリープラスはぼろ儲けできるらしいですから
製品価格のそのほとんどはその広告費
ということになりますね。
金は無から湧き出てくるわけじゃないですから。
ちなみにルテインのサプリは通常
薬局で1000円から2000円程度です。
もちろんいかなるルテインであろうとクロセチンであろうとも
人体に吸収されればビタミンAですから
それがなんであるかはほとんど関係ありません。
くれぐれも過剰摂取にはお気を付けください。

別にナチュラリープラスを名指ししている
というわけではないですが

バイナリーというMLMシステムは1990年代から存在する
ありきたりなマルチの一種で、
あらゆるマルチの中でも限りなくねずみ講に近い
すごく階層の深いシステムです。
理想的にいけばすごく儲かる期待感を抱かせてくれるとともに
もっとも報酬額の想像が難しい(誤解を招きやすい)システムでもあります。

ねずみ講に限りなく近いというその意味は


儲かる人はとことん儲かるけど儲かんない人は全然もうからない
(報酬が努力や才能に対して指数関数的かつ極一部の人しか儲からない)

価値や現物の移動と富の移動の相関が薄い
(ねずみ講だと相関はゼロで富のみの移動となり違法)

ということです。

以上、親の洗脳解体のため独学でネットサーフィンした結果をお届けしました。
なお、べつにナチュラリープラスの批判をしているわけではないです。
勉強の備忘録ですあしからず。

参考リンク
ナチュラリープラスというマルチ商法をやめさせるには?
ナチュラリープラスの苦情(23件)
ナチュラリープラスの苦情
ナチュラリープラスの苦情
ナチュラリープラスの苦情

土曜日, 9月 13, 2014

WR250R チューニングパーツ BEST BUY!5選



















購入して約1年。いろいろ弄ってきたけど落ち着いてきました。
走行距離は実に2.5万キロ!
九州から青森まで色んな所に行きました。
林道から峠道までどこ行っても楽しいです。

さて今回はWR LIFEを彩ってくれたチューニングパーツのうち
大きく変化をもたらせてくれたパーツを5つ、紹介します。
これ無しでのWR LIFEは考えられないっ!!
今回の記事のポイントは「変化」
盆栽パーツじゃなくて、実用的かつ大きく印象が変わるパーツで費用対効果
の高いものをご紹介したいと思います。

No.5 輸出用純正ハイシート

最初驚いたことはハンドリングが変わっちゃったことです。
とにかく前後のポジション移動が楽。
翻って国内シートの蟻地獄感はほんとひどいです。腰痛くなるし。
長距離移動もだいぶ楽になりました。
当方身長163cmですが我ながら足つきはギリギリだと思います。
足の長さにもよりますが160cm以下の方にはまったくオススメできません。
交差点のバレリーナとして街乗りがアドベンチャーになってしまいますが
そんなデメリットを相殺しちゃうくらい快適なパーツです。
手放せません。


No.4 純正ウインドスクリーン

寒さ対策に購入しました。
すっごくダサいのですがやっぱ効果的。
腹部への風は無くなります。雨降っても股間濡れません。
高速道路はだいぶ楽になりますね。
林道じゃ少し邪魔ですがミラーほど邪魔ではありません。
でもやっぱりダサいと思います。

No.3 SP忠男 PowerBOX 

アクセルの開け方まで変わってしまうほどにエンジン特性が変わっちゃいます。
OUTEXフルエキの高回転域の爆発的パワーはなくなりましたが
中速域のモリモリ感は圧倒的にこっちが良い。
街乗りする分や林道走行するにはこっちに軍配上がります。
乗り方まで変わってしまったからでしょうか。換装後は燃費が目に見えて改善しました。
普通に乗ってたら満タンで200kmは確実に走れる。
低回転で走ってもイライラしないってのが効いているんだと思います。

No.2 DT-1 エアフィルタ

吸排気系チューニングでは一番コスパが良かった。
フルエキ交換と同等程度のパワー改善。
吸気のBox蓋ぶち抜きと合わせて実施すると効果絶大。
このパーツのポイントは特殊なオイルで燃えないから
バックファイア対策金網が無い為に吸入抵抗が極小という点。
純正フィルタのバックファイア対策金網が如何に吸気抵抗となっているか
思い知らされました。

No.1 WR250X用モタードホイール

圧倒的No.1オススメパーツはモタードホイールです。
まぁWRの魅力って1台でON/OFFどっちも楽しめる点に尽きる
と思うんですよね。だからこそ買ったんです。
純正タイヤTW301/302ってすごくバランスのよいタイヤです。
空気圧抜けば林道も快適だし、オンロードでも十分グリップします。
でもモタードのスムーズな乗り味を知ってしまうともうオンロードは走れない。
逆に、モタホイールが無いと、タイヤの選択肢がとても狭まってしまうと思います。
オフロード寄りのタイヤ選んで林道でヒャッハーしたいなら
ぜひ街乗り用のモタードホイールを買いましょう。
ツーリングタイヤ履いたら最強の下駄バイクにもなれますし、
ロッソコルサでも履けばターマック林道最強マシンにも化けます。
なお、気がつくのに1年かかったのですが自動車が乗り入れ出来る程度の
フラットダートはモタードホイールで余裕で攻めれます。
たぶんGSとかのアルプスローダーよりは速いです。
ゲロガレを避ければ林道ツーリングはモタで十分かな。
なお、足つきが大幅改善するのもポイントです。
なんだかんだで街乗りは足付いた方が楽

番外編 パニアケース/トップケース

非常にダサい。万人にはオススメできぬが素晴らしい。
WR買った当初は箱だけは付けてたまるかと思ってました。
でも使い方が激変します。
東北旅行で一度試しに付けて以来、もう手放せなくなりました。
積載についてはこれまでホント悩みました。
シートバック、スーツケース、スパイダーネット
いろいろ試したのですが行き着く先は最強にダサい箱でした。
天候気にせず色々放り投げ入れることができるって素敵ですね。
WRの真骨頂であるマスの集中なんて無視です。

以上です。
ほとんどが純正パーツのランクインでした。
純正パーツは良く出来ているってことですね。

Yamaha MT-07 100km試乗インプレッション

話題のMT-07が近所のバイク屋で
レンタル開始していましたので
100kmほど試し乗りさせていただきました。

結論から言うと
  • 総じて優等生。よくもわるくもおりこうさん。
  • デザイン秀逸 カッコよさとコストダウンの両立!
  • 250cc並の軽快感はダテじゃねぇ!軽い!
  • 疲れない。魔法のようにしっくりくるシート
  • 乗りやすい。人馬一体感はかなりのもの。完璧なライポジ
  • 街乗り最強。何をやっても総じてイライラしない味付け。
  • 2面性のあるエンジン。回すと爽快!ゆっくりも走れる。
  • HondaのNC700とは比較にならない楽しさ。

といった感想です。






MT-07の造形は本当に素晴らしいと思います。

完成度が高い。色気や際立った特徴とかは無いけど
綺麗にまとまっているな、と。

MT-09のコンセプトってすごく好きなんですけど
バイクとしての形は圧倒的にMT-07の方がカッコイイと感じます。
安さを微塵も感じさせないデザインです。

取り回しは250ネイキッドと大差ないです。

脚付き抜群。
当方身長が163cmなのですが両足ちゃんと足が付きます。
かかとは届きませんが。。。。
シート高の低さも一因ではありますが
前側を大胆に狭めたシートそのものの
形状が快適な脚付きをサポートしているようです。
それにしても出来の良いシートでした。
一見ペラペラですが座り心地は素晴らしく、おしりは全然つかれません。
ただ、シート低すぎて足が窮屈なのでハイシートがあれば即交換ですね。
たとえ交差点のバレリーナになろうとも、
シートは高いほうが見晴らし良いので好きです。

ハンドリングは自由自在でした。

イメージどおり。
WR250Rのモタホイル仕様との比較になりますが
コーナリング中にビタっと安定して余計な動きが無いのは良かったです。
特にピッチングの収まりが秀逸。
WR250R純正足回りは
オンを走るには柔らかすぎるが
オフを走ると硬すぎる
というなんともむず痒い塩梅なのですが
さすがオンロード専業バイク。ひと味違います。
巷ではリアサスが安物過ぎるという声もありますが
僕はぜんぜん気になりませんでした。
街乗りでは確かに硬い気がしたけど、峠だといい感じです。
上りも下りもほんと曲げやすかった。
ライン変更も自在。切り返しも軽い。
でも一番の美点は後述しますが
スロットルをガシガシ開けて走れることだと思います。

ライディングポジションはとてもよいですね。

全身が緊張しない感じでリラックスしてのれます。
運転はし易いです。ちょっとシートは低いので
膝の曲がりは窮屈かも。最強の下駄バイクです。
トップブリッジ上のメーターは視認性良かったです。

ブレーキは現代のバイクとしては普通かな。

過不足ありません。
個人的好みでいうともう少し初期制動力が高い方が好み。
もし買うならABS無しモデル買ってメッシュホース化しちゃうかも。

MT−07のエンジンは100点です。


エンジンは1000~2000rpmは実用的ではありません。
まぁ2気筒なので当然ですが。

2000から3000rpm付近は街乗りで多用する領域だと思うのですが
フワッとしたレスポンスで楽ちんです。
交通の流れにのって走る分には
至極快適で急かされない、
旅バイクや下駄としては素晴らしい完成度だと思いました。
40km/hで流しても快適です。
振動も極わずか。
まぁでも正直、この領域はエキサイティングではありません。

3000rpmから4000rpmを境にこのエンジンは豹変します。
このあたりを使うと完全に交通の流れをリードしちゃう感じ。
一番ギアチェンジが忙しくなる領域

5000rpmから6000rpmあたりの回転フィーリングは
とてもシルキーでドラマチック。
その上、スロットルレスポンスもトルクも急に勇ましくなります。
フリクションロスが少ない現代エンジンらしい感じで
スーッと速度が乗っていく、
例えるなら前からゴムで引っ張られるような感じで
力強くも優しい不思議なトルク感
この領域は急に楽しくなります。
にもかかわらず乗りやすい。ギクシャクしない。ドン付きがない。
だからコーナー出口でガンガン開けれます。多分速いぞこのバイク。

その先の回転数でこのエンジンがどうなるかは知りません。
だって走行15kmの新車だったからなんだか申し訳なくて開けれないし
なにより流石に非常識な速度域になってくるからまぁ社会人としては
この先はクローズドコースでしか語れないかな、と。

何でもかんでもそつなくこなす、良いバイクだと思います。

気楽に乗れるし疲れないので日常の足にもってこいです。
旅にもスポーツ走行にも使えますし
ジムカーナにはとても良いでしょうね。

強いて欠点を上げるとするならば。。。
もうちょいエキサイティングだと個人的には
よかったのですが、、、
じゃあMT-09買えよっ!!て話になるのでしょうね。
あと、エンジンキャラクタがドラマチックではあるものの
超優等生過ぎて、、、4000rpmからガラリと印象が変わるのですが
回すと速すぎるが回さないと遅すぎる。
決してギアチェンジをサボれるバイクではない。
むしろ僕の乗り方だとシフトチェンジがちょい忙しい。
でも昔試乗したHondaのNC700と比べたら
はるかにエキサイティングなエンジンですよ。
スポーツライディングするならこっちです。
ただ最新のNC750は乗ったこと無いので
ちょっとアンフェアな評価かな。

最近のヤマハはマジいい商売していると思いますわ。
でも俺はこの試乗で買うなら09だと思いました。
もう少し低回転トルク欲しいわ。

2015年3月 追記

先日MT−09をレンタルしたのですが
圧倒的にMT−07の方がおすすめだと思いました。
09はなんだか疲れるバイクだったなぁ。
俺の腕では自由自在とはいかなかった。
加速はもちろん素晴らしいの一言ですが
ネイキッドのポジションであの加速はちょっと耐えられない。
もうちょい前傾じゃないと辛い。
ハンドル交換したら印象変わるかもね。
Aモードは繊細すぎてBだと普通で
Cはダルすぎてシフトダウンできないといった印象。
MT−07は右手の捻り方次第で快適にもエキサイティングにも自由自在。

参考リンク

MT-07インプレ
MT-07 vs NC750X
MT-07 インプレ

MT-07 オーナーのブログリンク(自動取得)

土曜日, 8月 30, 2014

東北ツーリング 総括

青森を中心として岩手、秋田という、未踏だった地を
一人旅してきました。
これで全日本においてバイク未踏っぽい地はおおまかにいって
能登半島と紀伊半島くらいになりました。
全行程2400km中、半分は雨。うち本日の走行距離ざっと1000km
めちゃくちゃ楽しかったです。確かな満足。
14年くらいのバイク人生でかれこれ20万キロほど走っているので
約1%をこの夏休みで走ったような感じです。

昨日本州最北端付近恐山に居る頃でしょうか。
あー、なんか大満足だし、体調も良いから
八甲田山と十和田湖と白神山と八郎潟見てから一気に帰ろうと
なんとなく決意し、
ぐっすり寝て起きたのは6時半。
実に本日は午前七時から午前3時半まで
20時間以上バイク乗ってました。

家に帰るにはとにかく距離を稼がねばと思い、本日は
45分走って15分休む(or 観光)というストイックな行動を
意識的に徹底したのですが
その甲斐あってか最後まで集中力は途切れず、安全に無事帰宅。
途中、32km/L(満タン法)の過去最高燃費も叩き出しつつ。
でも思い返せば
本日温泉で30分、昨日恐山で40分くらい観光した程度で
今回の東北旅行は
どこも10分程度しか滞在していなかったような気がします。

今回の旅は色んな意味で
自分を取り戻すための旅でした。

3年ほど前に鹿沼の奥地あたりで派手にずっこけて以来、
ずーっとスランプだったんですよね。バイク乗るのが。実は。

とにかくアスファルト怖い。おっかない。

だがしかし不整地はぜんぜん怖くないという、
不思議なスランプ。

立ち直れず、SV売り飛ばしてWR買ったりしたわけですが
今回、ようやく何かを掴みました。

どんなスランプかと乗り物好きに伝わるように語るとすれば、
人馬一体の感覚が得られない、と言いますか、はたまたスイッチが
入らないといいますか、とにかくオンロードが怖くて。

でも先日の福島林道修行でなんかキッカケが掴めて。
なんか、
あと一歩で掴めそうな気がして。

そう思うと、
どうしても夏休みはバイク修行行きたい
そして、憧れの白神山地行かなきゃ!
というわけで急に夏休みとって青森へ。

今回掴んだのは自分にスイッチを入れる再現性です。

がっかり観光スポットは意外にも白神山地でした。ゲート封鎖の為。
ベスト観光スポットは恐山。火山風景的に。
ベストビューは尻屋崎かなー。
ベストツーリングルートは下北半島国道338。実によい。
ベストワインディングロードは八甲田山周辺。理性を忘れるね。
林道アワードは恐山周辺。モタード無双

夏休みはあと3日。
明日は寝て過ごすから、あと2日。
もうなんだか満足したのであとはのんびり過ごします。

東北ツーリング3日目。八甲田山、十和田湖、白神山地、八郎潟

十和田湖、八甲田山周辺の国道の様子


カルデラ湖と聞くだけでなんだかワクワクしますね


秋田県側に回って日本海を一望

八郎潟にある、日本一低い山

八郎潟で眺める夕日

下北半島一人旅。東北ツーリング二日目

六ケ所村といえば核施設!!
プロ市民で騒然としているかとおもいきや
静かで自然豊かな素敵な場所


天候にはまぁまぁ恵まれました。
下北半島から眺める太平洋はなかなか。

今回の旅で一番気に入ったのは恐山。
おどろおどろしい場所かとおもいきや
風光明媚な火山

薬研渓谷

薬研渓谷付近の林道


尻屋崎の景観は本当に美しかった。
人生におけるベスト岬

尻屋崎の灯台



三陸地方、震災被害状況視察 東北ツーリング初日

気仙沼市の震災の爪痕は生々しい

瓦礫は無くなったものの、更地が辺り一面に
広がる様は日本とは思えない風景です。

陸前高田市ではもりもり盛土しています。
次の津波が何百年後かわからないですけど
人々の記憶やWEBにある津波の恐怖からすれば
土でも守らないと人は帰ってこないのでしょうね

プレハブ小屋のローソンが何箇所かありました。





浄土ヶ浜

夜は久慈でのナイトライフを楽しみました。

日曜日, 8月 17, 2014

WR250R + SP忠男 PowerBox の考察 結論;良くわからんけど良い

先日、リプレイスのフルエキの煩さに耐えられなくなり、
マフラーを純正に戻しました。

すると
なんということでしょうか
純正ちょー乗りやすい!!

けっして、Outexのフルエキが悪いわけじゃないです。
レスポンスも高回転時の伸びもノーマルとは比較にならない程よいですし
シャシダイ上でもFMFよりは1PSくらい上とのコメントを
BLRのおっちゃんから頂いているのですが
やっぱ、中低速の乗りやすさとトルクの出方は
純正マフラーは優しい味わい。疲れない。

この疲れなさをより極めたいと思い、突然SP忠男の
PowerBox、通称力箱を導入いたしました。

ちなみに乗り味は良くなりました。5000~6000rpmあたりの
トルクの出方がモリモリでより一層優しい味わい。
3500rpmあたりのトルクの谷は定常だと
そんなに変化していないけど
過渡はとても良くなってる感じです。なにこれすごい。

6速で定常トルクの出方を観察する限り、
アクセル開度高い時の低速トルクが増えたとは思えません。
50kmから60kmに6速で加速しようとすれば相変わらずもたつきます。
でも、普通に乗るとスイスイとスピードが乗り
トルクの谷を過渡だと感じることができません。

言葉で説明するのはすごく難しいのですが、なんというか
アクセル開度とトルクの関係がすごくリニアになった感じ。
より直感的なアクセルワークが可能になります。
街乗りのイライラが解消されました。
街の流れを少しリードするような速度域はとても気持ちいいです。

中速のレスポンスも改善傾向。
にもかかわらずドン付きも改善。
ああなんてスウィートな感触でしょうか。
エアクッションで背中を押されるような加速、
とでも例えれば伝わるかなと思います。
スムーズさと力強さのバランスがそこにあります。

いい買い物でした。

まずはOutlineから解説















上が純正
下が力箱
純正エキパイが耐熱鋼か何かで作られているのに対して
PowerBoxはシームレスステンレスパイプっぽい感じです。












写真はフランジ部の寸法。












スレンレスパイプの規格表と
周長の実測結果より、
外形38mmのSUS管と思われます。
肉厚はおそらく1mmかな。
とすれば、断面積は1134mm^2
ピストン断面積に対して4656mm^2に対して
1/4くらいの断面積。
8000rpm(133rps*2pi =837rad/sec=ω)の時の最大ピストンスピードは
ストローク53.6=2rより、Vmax≒ωr≒22.4m/sec (平均ピストンスピードではない)
排気管とシリンダの断面積比はざっくり4なので、
出口付近の排気のピーク速度はざっくり90m/secくらいか。
排気温度を600℃と仮定すれば音速はだいたい600m/secなので
チョークに対してはまだまだ余裕あるよね。
















力箱にはエキパイ出口から25cmくらいのところに
ステップ」があります。
拡管とか言われるのかな。
38mmパイプと42.7mmパイプの段付き部です。
断面積変化部で音響インピーダンス境界面ができ、
圧力波が負圧波となって反射します。
負圧波がタイミングよく排気バルブが開くタイミングに到着すると排気の引き出し効果が狙えるわけです。ここ数年のリプレイスマフラーでは常套手法ですね。
エキパイのフランジから排気バルブまでの距離はさっぱりわかりませんが
仮に5cmくらいとして
排気バルブからステップまで30cmくらいでしょうか。
排気温度依存ですがざっくり音速を600m/secとすれば排気脈動の往復時間は
(往復0.6m)/(音速600m/sec)=1msec.
60000rpmでようやく1次の脈動を捕まえられる程度ですので
どうやら脈動狙いのステップではなさそうですね。
Outexの拡管の狙いとはコンセプトが違うようです。
単純な背圧低減狙いのように素人目には思えます。どうなんでしょ。













 力箱といえば、やはりこのヘルムホルツ共鳴室っぽい
サブチャンバーでしょう。
直径は50mm、もしくは50.8mm
断面積は内径48mmとすれば
1810mm^2










 長さはちょうど100mmでした。
つまり容積は、
1810mm^2*100mm=180cc
コーヒー缶くらいですね。












連結部の直径は17.3mmのパイプかな?
ノギス無いのでよくわかんないです。
連結部の断面積は内径15くらいとして170mm^2くらい。
連結部の長さはざっと30mmくらい
ヘルムホルツ共鳴の固有振動数を算出するだに
Neck length L = 30mm
Opening area S=170mm^2
Cavity V=181000mm^3
固有振動数ω=音速×√(S/LV)
=600,000mm/sec*sqrt(170/30/181000)=3357 rad/sec =534Hz
あれ?エンジンの回転数100Hz前後とぜんぜん同期しねーぞ
5次くらいの反射波を使っているのか、
ピークを使うつもりが無いのかは不明
空気バネとして使って吸い出し効果を狙っているとは思うのですが















拡管から約7cmのところにNeckがあります。
排気バルブから400mmくらいの距離でしょうか。
往復0.8mですので音速600mの仮定で
圧力波の往復時間は1.3msec。やはり1次の圧力波は使えません。

とまぁここまで計算して飽きました。
結論、さっぱり理論わかりません。畜生。


水曜日, 7月 23, 2014

福島県南会津地方 林道ツアー

檜枝岐林道

檜枝岐林道で工具落としてショボーン

ツーリングマップルには乗ってないマニアック林道
絶賛工事中であと数年すればなくなること必死

支線にあった洗い越しに大興奮


友人が転落

廃道アタックするも、草生い茂りすぎわろす



火曜日, 6月 17, 2014